論文詳細 
原文の要約 :
BACKGROUND: This study was performed to compare the effect of different doses of intrathecal meperidine on the incidence and intensity of shivering and other side-effects after spinal anesthesia for cesarean delivery. METHODS: One hundred and fifty-six parturient women scheduled for elective cesare...掲載元で要旨全文を確認する
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引用元:
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC3482998/

データ提供:米国国立医学図書館(NLM)

硬膜外麻酔下分娩時の寒気に対するメペリジンの効果

本研究は、帝王切開分娩における硬膜外麻酔後に発生する寒気の発症率と強度に対する、異なる脊髄内メペリジン投与量の比較を行いました。

メペリジン投与量と寒気:効果と副作用

帝王切開分娩を予定している妊婦156人を4群に分けました。標準群(群I)は、0.5%重ブピバカイン(10mg)による硬膜外麻酔を行い、群IIは、0.5%重ブピバカイン(10mg)にメペリジン(0.2mg/kg)を、群IIIは、0.5%重ブピバカイン(10mg)にメペリジン(0.3mg/kg)を、群IVは、0.5%重ブピバカイン(10mg)にメペリジン(0.4mg/kg)をそれぞれ添加しました。研究者には各群の情報は伝えられず、観察者がサインと症状を記録しました。データは分散分析、Kruskal-Wallis H検定、カイ二乗検定を用いて分析し、p値が0.05未満の場合は有意と判断しました。

メペリジン投与と寒気:新たな知見と課題

収縮期血圧、出血量、心拍数、O2飽和度、新生児アプガー得点、体温、感覚レベルに群間差はありませんでした(p>0.05)。寒気の発症率(それぞれ47.5%、37.5%、27.5%、15.0%)と強度は、メペリジンの投与量が増加するにつれて低下しましたが(p=0.002)、吐き気と嘔吐(それぞれ8.0%、15.4%、25.9%、35.8%)(p=0.000)およびそう痒(それぞれ25.64、28.21、38.46、48.72)の発症率は、メペリジンの投与量が増加するにつれて増加しました(p=0.000)。

ラクダ博士の結論

メペリジンは、硬膜外麻酔下分娩における寒気抑制に効果があることがわかりました。しかし、メペリジンの投与量が増加すると、吐き気や嘔吐などの副作用も増加します。ラクダ博士は、分娩時の寒気を軽減するためには、メペリジンの投与量を慎重に検討する必要があると考えています。また、寒気を抑制するための他の方法も研究していく必要があるでしょう。

日付 :
  1. 登録日 2012-11-01
  2. 改訂日 2021-10-21
詳細情報 :

Pubmed ID

23112897

DOI(デジタルオブジェクト識別子)

PMC3482998

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