論文詳細 
原文の要約 :
This study is to investigate the synergistic effect of Anglica polysaccharide sulfate (APS-1) and Combivir, an anti-AIDS drug, on murine leukemia virus in vivo. As the results shown, the virus replication was significantly decreased by the combination of APS-1 and Combivir, which tended to be furthe...掲載元で要旨全文を確認する
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引用元:
https://doi.org/10.1016/j.ijbiomac.2012.11.006

データ提供:米国国立医学図書館(NLM)

Combivirとアンジェリカ多糖硫酸の相乗効果

抗エイズ薬であるCombivirとアンジェリカ多糖硫酸(APS-1)を併用した際の、マウス白血病ウイルスに対する相乗効果について調査した研究です。APS-1とCombivirを併用することで、ウイルス増殖が有意に抑制され、Combivir単独投与に比べてさらに抑制効果(58%)が認められました。さらに、この併用投与により、末梢血中のCD4陽性細胞の割合とCD4陽性細胞/CD8陽性細胞の比率が有意に増加しました。一方、Combivir単独投与では、CD4陽性細胞はわずかに増加しただけで、CD4陽性細胞/CD8陽性細胞の比率には影響が見られませんでした。さらに、APS-1とCombivirの併用により、Combivirの毒性が軽減されました。APS-1は、CombivirのLD50用量を投与されたマウスの生存率を向上させただけでなく、Combivirによって誘発された血液毒性も軽減し、赤血球、ヘモグロビン、血小板が正常レベルに回復しました。これらの結果は、APS-1がCombivirと相乗効果を発揮することを示唆しており、多糖硫酸が抗エイズ分野で臨床的に使用される可能性についての新たな知見を提供しています。[引用:23153762]

日付 :
  1. 登録日 2013-06-04
  2. 改訂日 2013-11-21
詳細情報 :

Pubmed ID

23153762

DOI(デジタルオブジェクト識別子)

10.1016/j.ijbiomac.2012.11.006

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