産後うつ病の治療における、認知行動療法、セルトラリン、および併用療法：ランダム化比較試験

著者: BuistAnne, BurrowsGraham, EricksenJennifer, GemmillAlan W, MilgromJeannette, ReeceJohn

原題: Treatment of postnatal depression with cognitive behavioural therapy, sertraline and combination therapy: a randomised controlled trial.

概要

抗うつ薬と心理療法は、産後うつ病の治療に使用されますが、女性は授乳中は薬を避けたいと考えていることが多いです。薬物療法と心理療法を組み合わせると、一般的にうつ病に対してどちらかの治療法単独よりも効果的ですが、産後うつ病に対するこのアプローチの利点に関する研究は限られています。

論文詳細　

原文の要約 :

Both antidepressant medications and psychological therapy are common treatments for depression in postpartum women. Antidepressant treatment may have a number of practical disadvantages, including a preference by women to avoid medication while breastfeeding. Consequently, more information about the...掲載元で要旨全文を確認する

ラクダ博士の論文要約ブログ

産後のうつって、どうすれば治るの？

出産後、気分が落ち込んだり、不安を感じたりすることがあります。このような状態を、産後のうつ病といいます。産後のうつ病は、薬物療法や心理療法で治療できますが、どちらの方法が良いのか悩んでいる方も多いと思います。この研究は、産後のうつ病の治療として、認知行動療法（CBT）、セルトラリン（抗うつ薬）、そして両方の組み合わせの効果を調べたものです。その結果、CBTとセルトラリンを組み合わせた治療が、どちらか一方だけの治療よりも効果が高いことがわかりました。産後のうつ病は、一人で抱え込まずに、専門医に相談して適切な治療を受けましょう。

産後のうつ病の治療には、薬と心理療法の組み合わせが有効？

産後のうつ病の治療には、薬物療法と心理療法の組み合わせが有効であるという研究結果が出ています。この研究では、認知行動療法（CBT）とセルトラリン（抗うつ薬）を組み合わせた治療が、どちらか一方だけの治療よりも効果が高いという結果が出ています。産後のうつ病は、一人で抱え込まずに、専門医に相談して適切な治療を受けましょう。

ラクダ博士の結論

産後のうつ病は、辛いものです。でも、適切な治療を受ければ、必ずよくなります。産後のうつ病の治療には、薬物療法と心理療法の組み合わせが有効であるという研究結果が出ています。産後のうつ病は、一人で抱え込まずに、専門医に相談して適切な治療を受けましょう。ラクダ博士も、砂漠で厳しい環境に耐えるように、みなさんも健康に気をつけて、心の健康にも気を配ってくださいね！